
クウカンエスノロジー
フレンチ レポ TROIS VISAGES 第4回 果実と記憶の余韻
<p>東京・銀座のフレンチレストラン「TROIS VISAGES(トワヴィサージュ)」での食事をたどる全4回、その最終回。</p><p>第4回は、シャインマスカットとモッツァレラ、黒文字を使ったデザート。山梨の桃。そして、食事の最後に現れる三つの小さな茶菓子について。</p><p>果実の甘さや香りを追っているはずが、コースの最初に現れた「田舎から都会へ出てきた19歳の少女」が、なぜかもう一度、少し違う姿で僕の中に戻ってきます。</p><p>そして食事を終え、シェフと料理について話す中で、今回の11皿を通して自分が何をしていたのかが、少しずつ見えてきました。</p><p>料理人が見ていた風景と、食べた人が見た風景は、必ずしも同じではない。</p><p>では、一枚の皿を食べるとき、僕たちはいったい何を受け取っているのでしょうか。</p><p>果実と香り、土地と記憶。</p><p>そして「三つの顔」という店名について、食事を終えたあとに改めて考えます。</p><p>TROIS VISAGESでの11皿をめぐる記録、その最終回です。</p>

