
#39 ルールよりも場づくりの方が大切なのはなぜだろう
神社には明文化された教義教典やルールはありません。その代わり、清らかな心でお参りしていただくための環境や場づくりを大切にしています。 ルール化や数値化は短期的な目標達成には有効かもしれませんが、長期的な効果や内発的な動機づけには、場としての空気感が大切ではないか、という視点で話をする回です。 場を作るのはあくまでそこに集う人々であるからこそ、人の動機や想いがなにより大切であり、主体性を生み出すための余白、委ねることによって生まれるオリジ


Hosted by 服部天神宮 · 🇺🇸 US · JA · 34 episodes
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暮らしの“よりみち”に、ちょっと深い話を。服部天神宮 禰宜・加藤大志、アドベンチャーランナー・北田雄夫、そして服部足祭り実行委員会・松田知樹の3人がお送りするトーク番組です。 日々の生活の中でふと立ち止まる“よりみち”の時間に、神道の智慧や冒険のエピソード、お祭りに込められた思いなど、心がほどけるような話題をお届けします。「足の神様」にゆかりある服部天神宮から、人生や社会を少し広い視点で見つめ直すきっかけを。忙しい日常の合間に寄り添う、やわらかくて深いひとときをお楽しみください。番組の感想やリクエストをお寄せください♪https://forms.gle/eiQNzHcFf26nkQESA■Instagramhttps://www.instagram.com/hattoritenjingu.official/
服部天神宮 hosts よりみち神社ラジオ, a religion show with 34 episodes published.

神社には明文化された教義教典やルールはありません。その代わり、清らかな心でお参りしていただくための環境や場づくりを大切にしています。 ルール化や数値化は短期的な目標達成には有効かもしれませんが、長期的な効果や内発的な動機づけには、場としての空気感が大切ではないか、という視点で話をする回です。 場を作るのはあくまでそこに集う人々であるからこそ、人の動機や想いがなにより大切であり、主体性を生み出すための余白、委ねることによって生まれるオリジ

1900年代から続く老化研究を背景に、ここ数年、世界の富豪やスタートアップ企業が「不老長寿」の実現に本格的に取り組み始めているようです。 目的は不死ではなく、細胞の修復や若返り技術を研究して病気を防ぎながら健康寿命を延ばすことが注目されています。有限が無限になった時に、人や物との関わり方も変わりそうです。 季節のうつろいや美を感じ、諸行無常に趣きを感じる日本人として、不老が実現した時に社会はどうなるのか、また、余剰や時間が出来た空白をど

年に二回、催行される大祓。 今年前半に蓄積された罪穢れを祓い清め、暑い夏を元気に乗り切るための「夏越の大祓」が6月30日に執り行われます。 茅の輪の由来や、茅の輪を三回くぐる意味、息を三回吹きかける人形流しの「三」という数字の意味や、大祓祝詞にある川の流れ、水の流れにあるように、淀みを清め、流していくという考え方についても話し合いました。 服部天神宮では、毎年6月30日の夕方5時から300人ほどの参拝者が列になってみんなでくぐります。リ

2026年版「世界幸福度報告書」で、フィンランドが9年連続で世界一幸福な国に選ばれました。 背景には、充実した福祉制度だけでなく、自然やサウナ文化、社会的支援への信頼など、「幸福を社会全体で支える」価値観があるようです。一方、日本、中国、韓国などは60位台と低いランキングにあります。 幸福度を数値化するのは難しいですが、自然との共生、静かな環境、安心して暮らせる社会の受け皿などはヒントになりそうです。「無事平穏」という神社の概念や、人と

「豊中えびす」でも有名な服部天神宮。 毎年1月の十日戎(えべっさん)にはたくさんの参拝者が集まります。 「福」や「商売繁盛」には、幸せの循環、長く続けていくことの大切さが含まれています。近江商人の三方良しの精神、足の神様と「おあし」との関係、福徳円満の言葉の意味についても話す回です。 商売ってなんでしょう。これからの社会の在り方を含め、改めて考えるきっかけになれば幸いです。 番組では、感想や取り扱ってほしいテーマも募集しています。 下記

推し活という言葉が日常的に使われるようになってきた今、神社の絵馬には「推し」や「推し仲間」の幸せを願うことも増えているようです。 誰かの幸せを願う受け皿となってきた神社。その願いの在り方も年々変化しているのかもしれません。 神社には時代によって変化できる「余白」があり、関係性を結べることができる場所だからこそ、現代カルチャーを受け入れることもできるのではないでしょうか。 番組では、感想や取り扱ってほしいテーマも募集しています。 下記のU

前回からの続きです。 大量の情報が流れるデジタル社会の中で関係性を結ぶ言葉の総量が減ってきているかもしれないという前提を考えた時に、関係性を深める共同体の在り方を考察します。 共同体の在り方も時代によって変化している中、日本人特有の空気を察する力、思いやりなどをどのように保つことができるかを、企業とボランティア組織との対比や、祭りや身体性の関係を含めて考える回になりました。 番組では、感想や取り扱ってほしいテーマも募集しています。 下記

おかげさまです、いただきます、いってきます、いってらっしゃい。 日本語には関係性を結ぶ言葉が多くあります。これらの言葉は、相手、家族、共同体、自然、神仏との繋がりの中で自分が生かされているという意識が働いているゆえの表現なのかもしれません。 「いただきます」が表す、命そのもの、生産者やご飯を作ってくれた人への感謝など、普段何気なく使っている挨拶の意味や含まれるニュアンスを考えながら、日本特有の文化について話す回です。 英語ではなんていう

2025年9月22日に第一回をスタートした「よりみち神社ラジオ」。毎週土曜日の朝に配信して30回を数えました。いつもご視聴いただきありがとうございます。 改めて、この7ヶ月を振り返ってみて再生回数の多いテーマなどを調べてみると、リスナーの皆様の関心事も見えてきて興味深いです。 今回は半年を振り返り、番組の中でよく話している「思いやり」や「温かさ」について、また、これから取り上げたいテーマなどを三人で話しました。 番組では、感想や取り扱っ

どんなことでも数値で表され、評価されてしまう世界。たとえばSNSの世界でいうとフォロワー数であったり、再生回数であったり。 数字ばかりを気にしていると自分を見失ってしまうのではないかという視点から、あるがままの自分でいるための方法、人と比べてではなく「自分は今幸せなのかどうか」という問いと実感が心を穏やかに保つ秘訣について話し合う回です。 話題は広がり、菅原道真公のこと、「積極的あきらめ」、最後には、俳句や短歌の話題にまで寄り道する楽し

皆さんはどんな時に疲れを感じますか? 情報の洪水に日々さらされている現代人。世の中便利になったはずなのに、なぜか毎日追われている。そんな感覚ありますよね。 今日はなぜ疲れを感じるのか、疲れた時に何をすればいいのかについて話す回です。疲れた時にやっているそれぞれの方法も面白かったです。 リスナーの皆さんもこんな方法いいよ〜というのがあれば、ぜひお寄せください。 ■お知らせ 5月5日(火・祝)に端午の節句祭りを開催します。 巨大鯉のぼりに健

元々神社は共有財産として管理されてきた歴史があります。 自然の力や神様の力を感じられる場にお社が出来、祭りなどによって共同体が形成されてきました。 祭りに関しては、老若男女それぞれに役割があったことも重要な要素だったと考えられます。ウェルビーイングを構成する要素として「安心、承認、役割、つながり」の4つが代表的に挙げられますが、祭りや地域活動など、神社が中心となる新たなコミュニティはこれらの要素を網羅できるポテンシャルを秘めているかもし

神道には「むすひ」という、何かと何かが結びつくことにより新しい力が生まれていくという考え方があります。個と個が関係性の中で繋がっていくことも、まさに「ご縁」です。 日々のくらしの中で時間と心に余裕を持ち、余白のある生活を送ることでちょっとした変化に気付くことができますし、様々な出会いに感謝をすることが、結果としてご縁を引き寄せることにも繋がります。 それぞれの身に最近起きたご縁のエピソードも楽しかったです。 番組では、感想や取り扱ってほ

アラスカ 1,600km Iditarod Trail Invitational レースから帰国したアドベンチャーランナー・北田雄夫さん。今回は番外編として、−50℃極寒の地で何を感じ、思ったのかを語っていただきました。 圧倒的な力を持つ大自然、制限時間との戦い、想定外のアクシデント、共にゴールを目指す仲間たちとの絆。 30分じゃ語りきれない人生の深いトークをお楽しみください。 番組では、感想や取り扱ってほしいテーマも募集しています。

日常生活の中で、四季折々の文化を体験する機会がどんどん減っている中で、改めて日本の美しい四季の移ろいを五感で感じる機会を作りたいという思いから、5月5日(火・祝日)に、端午の節句祭りを開催することになりました。 当日は、軒菖蒲、巨大鯉のぼり、オリジナル鯉のぼりづくり、巨大下駄くぐりなどの催しも行います。今回は、そのお祭りが始まった舞台裏について話しています。都会にいながら五感で日本の文化を体験するお祭り、ぜひお越しください。 服部天神宮

5月9日(土)、10(日) に開催する第二回飛脚うぉーくらん。 江戸時代、飛脚が服部天神宮に立ち寄り健脚を願い、わらじを奉納していた由来から、当時に思いを馳せつつ、地域を巡るラン・ウォーキングのイベントです。参加者同士が繋がり、地域とも繋がり、美味しいものをいただきながら楽しむ時間にしましょう。 今回はうぉーくらんがなぜ始まったのか、コースはどのように考えたのか、企画の舞台裏を赤裸々にお話する回です。 ◎現在、うぉーくらん参加者、つむぎ

お土産は神社と深い関わりがあります。 土産は元々「宮笥」と書きます。江戸時代、村を代表して伊勢神宮などにお参りに行った人が、旅に行けない村人のために神社からの授かり物(御札など)を持ち帰ったことが始まりと言われており、時代の変化と共に、授与品だけでなく土地の産物や名産品なども含まれていったといわれています。 今回は、お土産の語源から始まり、海外で喜ばれるお土産の話題や、大阪の飴ちゃん文化などに話題が広がりました。ぜひ、お楽しみください。

前回に続く回です。 契約主義的な物の見方の背景にあるものへの考察を深めつつ、地鎮祭に代表されるような土地に対する日本独特の考え、神社は誰のものかという話題についても話す回です。 番組冒頭では「下駄回廊」が出来た経緯についていただいたご質問にもお答えしています。 番組では、感想や取り扱ってほしいテーマも募集しています。 下記のURLからお寄せいただけると幸いです。 https://forms.gle/eiQNzHcFf26nkQESA 出

神道には教義や経典(教典)はないし、言葉で教えることもなく、何かの教えを信じたから入信できるというものでもありません。祭りも言葉ではなく身体行動がベースとなっています。 言語化することが良い場面もあれば、あえて言語化しないことで大切なものを伝えることができるという視点から、砂漠の文化と森の文化の対比、八百万の神という存在を前に言語化ではなく「感じる」ことを重んじていた歴史などを話す回です。 言葉にすると受け手の解釈によって意味が変わるの

日本に来た外国人がまず驚くのは、街が美しいこと。 ポイ捨てをしない、ゴミを拾うなど、日本人が当たり前と思っている美意識や習慣はどこから来ているのでしょうか。 神道において神様は清浄を重んじられるがゆえ、掃除をすることは大切なことであり、掃除は自らの心も磨くことに繋がることだと教えられています。 また、細部に神が宿るという認識から、土地や物に対して敬意を払い大切にするという価値観も培われてきたのかもしれません。一日の終わりに掃除をするとい
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