
BC139『ケアと編集』と『遊びと利他』
今回から2冊テーマシリーズを始めます。第一回は、『ケアと編集』と『遊びと利他』の二冊を取り上げます。 二冊テーマシリーズとは “二冊テーマシリーズ”は、一見異なる二冊の本から共通的なものを取り出そうという試みです。読書の醍醐味の一つです。 そうした「取り出し」を行うには、まず本の外側に立つ必要があります。本の中に閉じこめられていると「その本」しか目にはいりません。そうではなく、より広い視野で本を捉え、位置づけること。 ただし、手前勝手に

Hosted by goryugo · 🇺🇸 US · JA · 161 episodes
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面白かった本について語るポッドキャスト&ニュースレターです。1冊の本が触媒となって、そこからどんどん「面白い本」が増えていく。そんな本の楽しみ方を考えていきます。 bookcatalyst.substack.com
goryugo hosts ブックカタリスト, a arts show with 161 episodes published.

今回から2冊テーマシリーズを始めます。第一回は、『ケアと編集』と『遊びと利他』の二冊を取り上げます。 二冊テーマシリーズとは “二冊テーマシリーズ”は、一見異なる二冊の本から共通的なものを取り出そうという試みです。読書の醍醐味の一つです。 そうした「取り出し」を行うには、まず本の外側に立つ必要があります。本の中に閉じこめられていると「その本」しか目にはいりません。そうではなく、より広い視野で本を捉え、位置づけること。 ただし、手前勝手に

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は『中国思想の基礎知識』について語りました。 前回紹介した『経験する機械』が「脳科学系の集大成」というイメージの本であるならば、今回紹介した内容は「自分が若い頃に好きだったことの集大成」という感じの本でした。 小学生の頃に三国志にはまって、そこから春秋戦国時代の本(主に宮城谷昌光氏の小説)をたくさん読んで、そこからいろいろいろいろ。 よく考えると最近はこういう集大成ばかりや

今回は、「薄い本を読む」をテーマに、読書初心者向きのレーベル・シリーズを紹介しました。ちなみに、135回の続きのつもりです。 知的好奇心、あるいは知的背伸びとして、難しい本に取り組むのもよいと思います。一方で、それが無理そうならばぐっと簡単な本に手を伸ばすのも懸命な判断です。初心者だから薄い本から読むべしという規範ではなく、「まあ、こういう本から手に取ってみてもいいんではないでしょうか」という提案として聴いてもらえればと思います。人間は

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は『経験する機械』について語りました。 個人的にはこの本は(著者は哲学者だけど)「脳科学系の集大成」というイメージの本で、BC035 『情動はこうして作られる』なんかとも強く繋がる(本編でもこの著者の名前がよく出てくる)ものでした。 本編でも語ってるように、やっぱりめっちゃむずかしい本なんですよ。わからん部分は、いっぱいあった。 でも、ちょうど倉下さんが紹介してくれたBC1

今回は倉下が、『難解な本を読む技術 (光文社新書 406)』と『難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書)』の二冊のさわりを紹介しながら、難しい本を読むときのポイントを確認しました。 本を読むことの多様さを捉えたい 本編でも触れましたが、最近の倉下のテーマは”「本を読むことの多様さ」を語りたい”です。 読書についてさまざまな言説があるわけですが、そのどれか一つが正解なのだと特権化するのではなく、そのようなさまざまな人と本との関係の総

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は「アメリカ」について語りました。 今回は、2026年最初のBC131 短歌を学ぶで倉下さんが実践していた「複数冊の本を横断して語る」というスタイルに影響を受け「ごりゅごが好きor興味を持ったアメリカの文化」をテーマに3つのコンテンツを繋げて語りました。 今回のトピック * 反知性主義(森本あんり著): トランプ支持層の背景にもある「知性と権威の癒着への反抗」。アメリカ建国

今回は大きく二部構成です。 先日新書大賞2026を授賞した『カウンセリングとは何か』の紹介をメインとし、その前段階として著者の東畑開人さんの著作を紹介します。 著作リスト * 『美と深層心理学』(京都大学学術出版会、2012年) * 『野の医者は笑う』(誠信書房、2015年)→文春文庫 * 『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房、2017年) * 『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての

本編では、『音と脳――あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』を紹介しました。 循環するカルチャー ちょうど本編が「音」の話だったので、関連して倉下が最近観た映画の話をしました。 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』はガンダムシリーズの最新映画作品ではありますが、原作小説の第一巻は1989年に出版されています。ED曲はGUNS N’ ROSESの「Sweet Child O’ Mine」が使われていて、私はちょっとテンシ

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は『音と脳』について語りました。 「視覚優位」と言われる現代社会ですが、実は脳の進化において聴覚は視覚よりも遥かに先輩であり、その処理速度は桁違いの速さ(1000分の1秒単位)を誇ります。本書『音と脳』で特に衝撃的なのは、「読むこと」と「聞くこと」の意外な関係です。ヒトの脳に「文字を読む機能」は備わっておらず、私たちは聴覚処理の回路を借用して文字を読んでいます。つまり、音の

今回は、「短歌を学ぶ」をテーマに語りました。 倉下は、基本的にことばを使った表現(文芸)に興味があり、いくつかは自分でも行っているのですが、「短歌」とだけは今まであまり仲良くなれていませんでした。学校のクラスで、なんとなく気になっているけども話しかけられないでいるクラスメイト、みたいな距離感です。 そんなとき、浦川通さんの『AIは短歌をどう詠むか』を読み、”短歌らしさ”をどう作っていくのかという模索を知ることができました。生成AIに短歌

新年がスタートしました。 年末恒例の「一年の配信を二人で振り返ってみよう」企画の後半戦は年をまたいでの配信です(案外これは良いかもしれません)。 今回は、2025年の7月から11月までの配信を振り返りました。 もしご興味あれば、以下のリンクからそれぞれの配信に飛べますのでチェックしてみてください。 * 2025年07月01日 BC117『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』 * 2025年07月15日 BC118 い

新年がスタートしました。 年末恒例の「一年の配信を二人で振り返ってみよう」企画の後半戦は年をまたいでの配信です(案外これは良いかもしれません)。 今回は、2025年の7月から11月までの配信を振り返りました。 もしご興味あれば、以下のリンクからそれぞれの配信に飛べますのでチェックしてみてください。 * 2025年07月01日 BC117『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』 * 2025年07月15日 BC118 い

いよいよ、12月です。 年末恒例の「一年の配信を二人で振り返ってみよう」企画。今回は、2025年の1月から6月までの配信を振り返りました。 もしご興味あれば、以下のリンクからそれぞれの配信に飛べますのでチェックしてみてください。 * 2025年01月28日 BC106『訂正可能性の哲学』と自己啓発 * 2025年02月11日 BC107 『結婚の社会学』 * 2025年02月25日 BC108『「学び」がわからなくなったときに読む本』

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は、『NEXUS 情報の人類史』について。 本編でも話していますが、この本の著者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏が書いた『サピエンス全史』は、ごりゅごの「ブックカタリストを始めるきっかけになった本」でした。 その著者が書いた本を、今回は「面白かった」以上の感想を述べてまとめることができた。 まあ、これだけで目標達成というか、なにか大きな壁を越えたような達成感を味わうことができ

今回は、倉下が『哲学史入門Ⅳ』を紹介しました。 一般向けの哲学紹介本の中でも、本書は一味違った楽しさがあります。 書誌情報 * 出版社 * NHK出版(NHK出版新書) * 発売日 * 2025/9/10 * 編者 * 斎藤哲也 * 人文ライター。1971年生。東京大学文学部哲学科卒業。著書『試験に出る哲学』シリーズ、『哲学史入門』シリーズ(NHK出版新書)、監修に『哲学用語図鑑』(プレジデント社)など。 * 目次 * 序章 倫理学に入

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は、「スロージョギング」に続く「運動の神話シリーズ」となる『汗はすごい』についてです。 季節としての「夏」は終わってしまい「汗」はかかなくなったように感じてしまいがちですが、実はそんなことはない! 汗についての「イメージ」と「現実」って、真反対といえるようなことがたくさんあります。 そんなことが非常によくわかる本でした。 今回紹介した書籍のリンクなどははこちらから→📖ブッ

今回は倉下が 『とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」』を紹介しました。 コテコテの自己啓発感のあるタイトルですが、内容はもっとずっと身近で、役立つ考え方が提示されています。 書誌情報 * タイトル&出版日 * 『とっぱらう――自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」』 2025/6/18 * 『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』 2019/6/20 * 原題 「MAKE TIME How to focus on wh

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は、ごりゅごの「運動の神話シリーズ」です。 『ランニングする前に読む本』という名前の、スロージョギングの利点や、その具体的な方法などについて語りつつ、最終的に「フルマラソンでサブスリー(3時間未満のタイム)」を目指す本。 といっても、ごりゅごは今のところフルマラソンを走ろうなんてことは微塵も考えていないし、そもそも長距離のレース、というのもにはまったく興味はありません。 あ

今回は佐々木敦さんの『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』を倉下が紹介しました。 さまざまな「技術」を学ぶ前に、触れておいた方がよい話がたくさん織り込まれています。 書誌情報 * 著者 * 佐々木敦 * 日本の映画評論家・音楽評論家・文芸評論家・時事評論家、小説家。雑誌編集者。 * 出版社/レーベル * 講談社/講談社現代新書 * 出版日 * 2025/6/19 * 目次 * 第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マイン

面白かった本について語るPodcast、ブックカタリスト。 今回は、ごりゅごのブックカタリストで紹介する本の中での「社会派」枠と言える本です。 近いところだと、以下の2つなんかが自分的に「同じ枠」だと言えるもの。 * BC114『イスラームからお金を考える』 - by goryugo - ブックカタリスト * BC107 『結婚の社会学』 - by goryugo - ブックカタリスト 自分の場合この他に主なジャンルとして「健康・運動系
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ブックカタリスト is hosted by goryugo. The show is categorised under arts (books) and has published 161 episodes.
ブックカタリスト has published 161 episodes.
ブックカタリスト regularly covers arts, books, society. It sits in the arts category, with a books focus.
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